6月の星空情報・天文現象(月と木星の接近/春の大三角/月の暦)

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国立天文台

2019年6月の星空情報。
衝のころの惑星は、地球からの距離が近くなるため、大きく明るく見え、また、太陽が沈むころ東の空から昇って、太陽が昇るころ西の空に沈むので、一晩中見ることができます。このため、衝の前後は、その天体の観察の好機となります。木星は、6月11日に衝を迎えます。木星は、6月11日に衝を迎えます。以後、徐々に木星の出は早くなり、6月下旬には、真夜中前に南の空高く昇るので、宵のうちから見やすくなります。
うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラを結んだ三角形を「春の大三角」と呼びます。
6月の新月は3日、上弦は10日、満月は17日、下弦は25日です。
ぜひ夜空を見上げてみてください。