有村架純“花束みたいな”出会い希望 菅田将暉との恋愛シーンは「まぶしい」

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俳優の菅田将暉(27)、女優の有村架純(27)、土井裕泰監督(56)が26日、都内で行われた映画『花束みたいな恋をした』(29日公開)の公開直前イベントに参加した。
 イベントでは、映画のタイトルにかけて、“花束みたいなこと”についてフリップトーク。菅田は「この手のお題の中で過去イチ難しかった」と難題に苦戦したことをぶっちゃけて、わせる。そんな菅田の回答は「打ち上げがしたい」。「ご時世的に打ち上げできないですし、ないんです。たいてい映像やお芝居で作品を作ると最後はみんなで打ち上げをして、しゃべって、笑い合って終わるという日々なんですけど、ホントに撮影以外で人と会うことがないから終わった感じもしないし、次に進める感じもしない」と、コロナ禍で奪われたコミュニケーションを望んだ。
 続けて「すっごい寂しい。だから“花束みたい”な打ち上げがしたい。打ち上げって楽しいんでね」とぽつり。土井監督も「花束みたいな打ち上げをしたい」と、ほぼ同じ内容で「僕たちの仕事って集まって、また別れてを繰り返す仕事。1回1回、区切りはあった方がいい」と込めた思いを説明。菅田は「打ち上げって私服じゃないですか。普段は現場着のメイクさんたちとかも、すっごいキレイになっていたり、カメラマンのおっちゃんは、こんなファッション好きなんだとか個性も出る。でも、今は現場でマスクをして顔も見れていない。どんな人と、どんな仕事をしたのか、確認しづらい。ちょっと寂しいですよね」と吐露していた。
 一方の有村は「花束みたいな出会いをしたい」と書き、「ときめきみたいなものに出会い続けていたい。作品だったり、好きなものや人。きらびやかに輝く瞬間的な何かを。いろんな意味を込めて」としみじみ。恋愛シーンの撮影について「1番キュンとするのは、帰り道がデートだったり…。恋人がいなかったら普通に歩いている道も、恋人と歩くとこんなに景色が違うのか、と発見ができる。『花束みたいな恋をした』ってそういう連続だと思うので、まぶしいって思いますね」と照れ笑いを浮かべていた。
 本作は、『東京ラブストーリー』(1991年)、『Mother』(2010年)、『最高の離婚』(13年)など多くの連続ドラマを手掛けている脚本家・坂元裕二氏が“2020年の東京”を舞台に書き下ろしたオリジナルラブストーリー。
 菅田演じる山音麦(やまね・むぎ)と有村演じる八谷絹(はちや・きぬ)は、明大前駅で終電を逃したことで偶然出会った大学生。好きな音楽や映画がほとんど同じで、恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同せいを始める。拾った猫に2人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に就職活動を続けるが──。ずっと一緒にいたいと願い続けた麦と絹が過ごした“最高の5年間”が描かれる。