三石琴乃、“ちびうさのキスシーン”に「チューは誰でもするもの」福圓美里がツッコミ!

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劇場版『美少女戦士セーラームーン Eternal』《後編》完成報告会見が29日、都内で開催。イベントでは声優のスーパーセーラームーン・月野うさぎ役の三石琴乃、スーパーセーラーマーキュリー・水野亜美役の金元寿子、スーパーセーラーマーズ・火野レイ役の佐藤利奈、スーパーセーラージュピター・木野まこと役の小清水亜美、スーパーセーラーヴィーナス・愛野美奈子役の伊藤静、スーパーセーラーちびムーン・ちびうさ役の福圓美里が集合。
 また、『美少女戦士セーラームーン』において、天王星・海王星・冥王星・土星を守護に持つ四戦士・外部太陽系戦士としてスーパーセーラーウラヌス・天王はるか役の皆川純子、スーパーセーラーネプチューン・海王みちる役の大原さやか、スーパーセーラープルート・冥王せつな役の前田愛、スーパーセーラーサターン・土萠ほたる役の藤井ゆきよも出席し、“セーラー10戦士”がスクリーンに集結した。そして今作の悪役で地球と月の征服を目論む女王・ネヘレニアを演じた女優の菜々緒、デッド・ムーンサーカスを率いる霊魂導師のジルコニア役の渡辺直美も登場した。
 前編・後編で公開される劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』は、原作の4期にあたる「デッド・ムーン編」が描かれ、ペガサスとの運命の出会いから始まる淡い恋とセーラー戦士たちの成長の物語。渡辺はセーラー戦士の前に立ちはだかる敵・ジルコニア、菜々緒は“ラスボス”で闇の女王・ネヘレニアを演じている。
 ドレスに身を包んだ面々がステージに立ち並ぶと三石は「もうキラキラが止まらない!」と大興奮。初対面だという渡辺について「お人柄が良くて…、まだお話できていないのですが、さっきみんなが登壇する時、袖で暗幕を抑えてくれてて」と裏話を披露。渡辺は「すいません、みなさんの衣装がすてきだったのでひっかっかたらな、と…」と思わずスタッフ化してしまいながらも、憧れのセーラー戦士たちを前に感動しきりだった。
 今回の役柄について菜々緒は「最初の方は監督と話し合ったときに悪役を意識しないでと言われたので、ミステリアスで妖艶な感じ。後半は“ラスボス”っぽい強さを声で表現させていただきました」とこだわりも。だが「何度思い返してもグッときます。声優に集中しなくてはいけないと思いつつ、うさぎちゃんと会話してる世界線がすごくうれしくかった」と、敵ながらにセーラームーンとの対面に感無量の様子で振り返った。
 一方、邪悪な老婆を演じた渡辺は「初めての、おばあちゃん役。おばあさま役…。どう声を出していいかわからなかったんですが、最初はどっしりとした感じだったんですけど、後半のアクションみたいなところでは、おばあちゃんが戦っているところを見たことがなくて」と苦戦する部分も。「モデルがいないので『おばあちゃんってこんな声だしますか?』と監督と相談しながら、ジルコニアとひとつになれたのでは」と手応えをみせると、三石は「自分(がジルコニア役)だったらどうするんだろう、と思いましたが、お見事でした」と熱演を賞賛していた。