中村獅童、初音ミクと歌舞伎でコラボ!「千本桜」で圧巻のペンライト演出

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 インターネット上で開催されたニコニコ動画の夏祭りイベント『ニコニコネット超会議』最終日となる16日、今年で5回目となる超歌舞伎『夏祭版 今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』が配信限定で上演された。
 超歌舞伎は、日本の伝統的な舞台芸能である歌舞伎と、キャラクターとして16歳の女の子の姿をもつ楽曲制作用音声合成ソフト「初音ミク」がコラボし、伝統芸能と最先端技術の融合による新しい表現を追求する舞台。
 2016年に初演され、昨年からは京都・南座でも上演されている。本来なら、4月にリアルイベント『ニコニコ超会議』で上演されるはずだったが、新型コロナウィルス感染症の影響で超会議が中止となり、ネット限定のイベント内での無料配信となった。
 主演の中村獅童は冒頭、「お客様! 準備はいいですか!」と呼びかけ「本日は無観客でございます。しかしながら、盛り上がらないわけがございません。なぜなら、今までの公演での皆さまの笑顔、涙、ペンライトを使ってのご声援、これが私の目に、耳に、焼きついております。おいみんな! コメント待ってるぜ!」と視聴者にメッセージ。
 これにユーザーも、デザインされた「萬屋」「初音屋」(初音ミクの超歌舞伎の時の屋号)といった大向こうのかけ声のスタンプ、「おひねり」を配信画面に有料で投稿できるシステム、会場の客席には視聴者の書き込んだコメントが映像で流されるなど、無観客配信ならではの趣向も盛り込まれた。