魔法か。タップするだけでパスワードを自動入力してくれる「Hio key」

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Viibar inc.

bouncy / バウンシー

パスワードやクレジットカードなどの機密データをすべて保存しておける小型デバイス「Hio key」。高度なBluetooth 5 Nordic SoC(nRF52シリーズ)、セキュリティモジュール、加速度センサー、LED、およびボタンで構成されており、Hio keyとBluetoothで接続したデバイスでの、さまざまなサイトのパスワード入力を自動化できる。
パスワードはクラウドなどに保存せず、すべてのデータが内蔵チップ(ARM TrustZone Cryptocell)で暗号化される仕組み。
PCから離れたときに即座にPCをロックしたり、戻ってきたときにときロックを解除したりと、パスワード自動入力以外でも便利に使える機能を備えている。
Kickstarterでクラウドファンディングを実施中。一個35カナダドル(約2,800円)+送料で入手可能。プロジェクトが成功すれば、2019年6月に発送される。
さまざまなOSで利用可能
Hio keyは、Windows、iOS、Androidで利用可能で、Mac OS版は開発中。WindowsおよびMac OSでは、専用の拡張機能を使用して、Chrome、Firefox、Edge、safariなどの一般的なブラウザでパスワードをサクッと使える。
自動入力したいアカウントやパスワードなどは、専用ソフトウェアで管理する仕組みだ。
盗難されても安心
前述したとおり、パスワードやアカウントの情報はHio key自体に暗号化されて保存されているので、その情報を抜き出すには専用ソフトウェアが必要。
しかし、任意の6桁のPINコードを設定することで、それを知らない限り、専用ソフトウェアから見ることはおろか、そもそもBluetoothでデバイスと連携することすらできなくなる。
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どんな複雑なパスワードも脳細胞を使わずに、タップするだけで呼び出せる「Hio key」。パスワード再設定と無縁の生活が送れそうだ。