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※ 視聴回数は1日1回更新されます。脳性麻痺で歩けないおいっ子のために、最新のロボティクス技術を駆使して開発された「Trexo」。 車いす生活を余儀なくされる子どもたちの、希望の光となるウェアラブル外骨格だ。
自分の足で歩く第一歩
子どもの胴体や手足をベルトで固定して、各部をモーター駆動でアシストする「Trexo」。車いすで座りっぱなしの子どもが、自分の足で歩けるようになる歩行サポートマシンとなっている。
タブレットから負荷・歩行速度・アシストレベルなどを調整でき、子どもに適した歩行パターンを設定可能。子どもの成長に合わせて、適切な歩行サポートを行ってくれるのだ。
数多くの難病の歩行サポートに対応
「Trexo」は、脳性麻痺だけでなく、筋ジストロフィー、脊髄性筋萎縮症、外傷性/非外傷性脳損傷、対麻痺または片麻痺、脊髄損傷、レット症候群といった難病や、変形性関節症、下半身の可動性を損なうその他の症状を患う子どもに対応。
本体の代金は、購入すると29,900ドル(約330万円)だが、月額899ドル(約10万円)からのリース契約も用意されている。ただし、記事執筆時点で配送できるのは、残念ながらアメリカ・カナダのみのようだ。
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最新のロボティクス技術で、難病の子どもが自分の足で歩く。いつもとは違う光景に、子どもの笑顔が宿っていく。