「どうやって食べるか」を考えれば我慢はいらない【眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話】

視聴回数845,495

※ 視聴回数は1日1回更新されます。

ラブすぽ

 糖質制限と聞くと、何らかの我慢を強いられるものと考えがちです。おそらく「制限」という言葉がそう感じさせるのでしょう。しかし、「ロカボ」に我慢は必要ありません。
 好きなものが食べられなくなるという食事療法ではないため、これまでの食事を大きく変える必要がないということも、ロカボ成功のポイントの1つです。ご飯やパンなど主食の量を減らした分、好きなおかずをこれまで以上に食べても大丈夫(食べるべき)。好きなものをたくさん食べるための組み合わせを考えることからはじめていきましょう。
 例えば、ランチに唐揚げ定食を選んだとしましょう。ご飯の量を半分にし、その分、唐揚げを2つ、3つ追加する、あるいは豆腐や野菜の小鉢を1品注文する。こうすれば、たとえご飯の量を減らしても、満足感が得られるはずです。
 唐揚げを増やしたら、その分カロリーが増えるのでは、と気になる人もいるでしょうが、そんな心配は無用です。むしろ、脂質やタンパク質で血糖値の上昇を防ぎ、満腹感でカロリー摂取を管理すると、その後の飢餓感を抑制できます。なぜなら、血糖値を上げるのは糖質だけであり、タンパク質や脂質、食物繊維はいずれも食後高血糖を抑制してくれるからです。食べたほうが血糖値の上昇はなだらかになっていくというわけです。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
山田 悟 (著)