主食だけが炭水化物ではない!?【眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話】

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 「炭水化物」と聞くと、ご飯やパン、麺類などの主食をはじめ、じゃがいもやさつまいもといったイモ類を思い浮かべる人は多いと思います。確かにこれらの食品には炭水化物が多く含まれますが、実はこんにゃくや大豆などにも炭水化物は含まれています。注目してほしいのは糖質の含有量です。例えば、ご飯100g(お茶碗1杯)の糖質含有量は約38gですが、同じ量のこんにゃくでは0.1g です。
 糖質制限を成功させるコツは、こうした糖質含有量の少ない食品を日々のメニューに上手に取り入れることです。ご飯やパンなど主食を半分にした分、こんにゃくや大豆を使ったおかずを多めに食べれば糖質量は抑えられますし、満腹感も得られます。最近はこんにゃくやおからを麺状に加工した食品も多数売られていますので、主食をそれらに代えるというのも1つの方法でしょう。
 野菜類はイモ類やトウモロコシやかぼちゃなど一部のものを除けば、ほとんどが低糖質ですので、多めに食べても問題ありません。一方、健康のために朝フルーツを食べるという人は多いと思いますが、果実類はどれも糖質を多く含みます。バナナ1本の糖質は約20gで、1食分の糖質量全量の半分に相当しますので、果物が好きな人は食べる量に気を付けましょう。
『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
山田 悟 (著)