食後15分の散歩で痩せやすくなる【眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話】

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 運動することで筋肉への血流が増えると、ブドウ糖が細胞の中に取り込まれやすく、インスリンの効果が高まり、急性の反応として血糖値は低下します。とはいえ、ジムに通って本格的なトレーニングをする必要も、急に運動をはじめなきゃと焦る必要もありません。運動の習慣を付けることよりも、日々の食事を見直すことのほうがはじめやすく、効果も出やすいからです。
 食習慣の改善が出てきて、運動もしたいと思ったら、まず食後に15分、散歩することからはじめてみましょう。外食の帰りに15分散歩しながら帰るというのもOKです。
 ただし、何をどれくらいやればよいかにこだわるのはよろしくありません。「何やってもよい、いつやってもよい、やればやるほどよい、ケガしない限り」の精神で捉えてください。
 毎日少しの時間でもいいので継続することが大切。運動を週に1〜2回しかしない人でも、何もしていない人よりは死亡リスクが低くなっているというエビデンスがあります。心臓病やがんによる死亡率も軽減します。最初は週1回からはじめ、慣れてきたら少しずつ回数を増やしていきましょう。理想的でなくても長く続ける、これが重要です。散歩などの有酸素運動だけでも十分ですが、筋トレを組み合わせると効果はより高まります。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
山田 悟 (著)