ストロークとクラブの動きを作る大切な7種類のイメージとは?【大本研太郎 パット上手がやっている「右脳」パッティングの極意/ゴルフレッスンプラス】

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ストロークとクラブの動きを作る大切なイメージとは?【大本研太郎 パット上手がやっている「右脳」パッティングの極意/ゴルフレッスンプラスvol.13】
●クラブの動きのイメージが自分の動きを作ってくれる
 動きを作るためのイメージとして私が紹介しているのは、7種類です。
ターゲット、ボール、バランス、そしてストローク、クラブ、音、感触です。
 クラブについては、その重さ、形、動き方などでイメージを作ってみましょう。インサイド・インの軌道で動くことや、ゆるやかにフェースローテーションしながら動く様子の残像をコマ
送りでつないだ映像としてイメージするのも、とてもいいと思います。
 
 また、クラブの動きのスピードをイメージすると、距離感を安定させやすくなるだけでなく、グリーンの速さに応じた調整もしやすくなります。
 
 実際よりもヘッドを大きいものとしてイメージするのも有効です。誇張することでイメージに没入しやすくなるためです。ヘッドを大きいものとしてイメージすることでパンチが入らなく
なると感じる人も多いようです。
●その音や感触を求めて自然に身体が動く
 イメージの種類の6つめと7つめは、互いに関連していますが音と感触です。
 
 音は「スッとテークバックする」とか「スーッと動かす」など、クラブの動きの擬音や、「肩をグーッと引く」といった身体の動きの擬音、あるいは、インパクトでの音をイメージしてみま
しょう。音が常に一定ならば、距離感も安定します。距離に応じたインパクトの違いを、音の違いでイメージしている人もいます。
 
「ドン、コン、ポーン」など、音の感じでインパクトの入り方や速さ、強さが変わるものです。パッティングだけでなく、アプローチでの距離や球質の打ち分けにも非常に有効です。
●芯で当たった感触を薬指で感じよう
 感触については、肌で感じている風の感触などといったものもありますが、やはりインパクトの感触をイメージするのがいちばん直接的でしょう。インパクトの感触もやはり誇張し、薬指が
巨大化して、伝わってくる感触のセンサーになっているとイメージしてみてください。練習では芯に当てるだけでなく、トゥやヒールでも打ち、感触の違いを確認し、イメージする際に活か
すといいと思います。