中村倫也、吉岡里帆に優しく問いかける「魔術使えそう?」

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俳優の中村倫也(34)、向井理(39)、女優の吉岡里帆が17日、2021年劇団☆新感線41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』の製作発表会見に出席した。
 現場では顔をあわせることがあるものの、2007年に公開された映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』の以来、久々の共演となる2人。
 お互いの印象を聞かれると、中村は向井のことを「おさむっち」と呼び「18歳くらいのときかな? デビューしてすぐの戦争映画で一緒になって。(向井が)ブレイクする前で、世間に見つかる前だったんですけど、当時から『戦争映画なのにシュッとしている人いるわ~』と思いましたね(笑)」と以前からスタイルが良かったと明かした。
 対する向井は「あのときの小生意気なガキが大きくなりました(笑)。みんなの弟みたいで、そのときからいい意味で生意気でしたね。懐かしさもありますけど、あれから10年以上どっぷりやってきていますので、また刺激しあえればいいなと思います」と笑顔で話した。
 また「安倍晴明みたく魔術を使えたら?」と聞かれた中村は「晴明は式神を使うんですよ。だから式神を大量生産して、自分の王国を作って僕はハンモックで寝ているだけという暮らしですかね(笑)」とほのぼのとした回答で、会場の笑いを誘った。
 舞台は、晴明伝説にひと味もふた味もスパイスを加え、新感線らしいアクション、歌、ダンス、笑いを盛り込んだファンタジーに。新感線は5年ぶり出演となる中村が主演、九尾のキツネと因縁のあるキツネの霊を吉岡、陰陽師に化け日の本の支配を企てる九尾のキツネを向井が演じる。ほか浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也ら総勢38人が出演する。
 東京・TBS赤坂ACTシアターで9月17日から10月17日。大阪・オリックス劇場で10月27日から11月11日まで上演される。