白石聖、初写真集は「青春や思いが詰まっている」 おうち時間のほっこりエピソードも明かす

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女優の白石聖(22)が9日、都内で行われたファースト写真集『白石聖 2016-2020』発売記念取材会に出席。白石は「4年間にわたって撮っていただいているので、アルバムみたいな作品だなと思っています」と感慨深そうに語った。
 4年間で撮影した写真は7万点を超えるが、「最初のころは、こういった形で4年間の写真集として出ると考えもないまま撮り続けてきた」と長期にわたる撮影をしみじみ振り返った。またお気に入りのカットは約1年前に撮影した表紙だそうで、その理由について「少女から大人になる絶妙な時期なのかなという思いで、この写真がお気に入りです」と笑顔で語った。
 撮影は東京、千葉、群馬、熊本、神奈川、福岡、台湾など各地で行われた。中でも台湾の九フンでの撮影が印象的だったそう。「自分にとって初めての海外だった。青いドレスを着て、お茶屋さんで撮ってもらった写真があるんですが、それもすごくお気に入りです」と明かした。また九フンは雨が多いことで知られているが、撮影は「晴れてました」とにっこり。「自負するくらい晴れ女。撮っていただいている時も、台風がいくつか重なって近づいている時期があって、その時も撮り終わって空港に入った瞬間にザーッと雨が降ったりした」と晴れ女エピソードを明かした。
 この4年間で自身の成長を感じたという。「最初の制服のカットを見返すと、顔もすごく幼い。見ていただいたら一目瞭然かと思いますが、『変わったな~』と自分でも思いますね」としみじみ。「内面は変わっているような、変わっていないようなっていう感じですけど(笑)。最初の頃は演技のお仕事をはじめて間もなかった。精神的に、お仕事を通じていろんな方と出会って成長していった過程が刻まれてるかなと思います」と本音を交えて語った。
 本作に点数をつけるならと問われ、「えー、そうですねぇ…」と悩んでいたが、「ファースト写真集だし、100点にしましょう」と満面の笑みを浮かべた。今後については「まずは軸をしっかりじゃないですけど、まだまだ本当に未熟なので。お芝居でも映像でもそうですけど、まずはもっと引き出しを増やさないといけないですし、しっかりとした人間になりたい。人としてちゃんとしていれば、映像でもにじみ出てくるものを感じると思う。すてきな女性になれたらいいなと思います」と抱負を語った。
 最後に「4年間にわたって撮っていただいた作品が一冊の集大成として発売できるということでうれしく思う。1ページごとに私の青春だとか、いろんな思いが詰まっている作品なので、ぜひお手にとっていただけたらうれしいです」と呼び掛けた。
 本作は、高校3年生だった2016年~2020年初夏までの4年間をまとめた成長記録。東京、千葉、群馬、熊本、神奈川、福岡、台湾など各地で収められた、透明感あふれる素顔の数々を紹介している。四季折々の風景と共に、懐かしい制服姿、浴衣など多彩な衣装も見どころ。7万点を超える写真の中から、珠玉のカットを厳選し200ぺージを超える大作に仕上がっている。少女から大人の女性への軌跡を紡いだ作品となる。