Foorin新津ちせ、池下リリコと迫真の公開アフレコ 井浦新は新津の言葉に照れ

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アニメーション映画『君の名は。』(2016)『天気の子』(2019)などで知られる新海誠監督の娘で子役の新津ちせ、池下リリコ、俳優の井浦新が1日、都内で行われたアニメ映画『ウルフウォーカー』の公開アフレコ取材会に登場した。
 ロビン役を新津、メーヴ役を池下が担当。2人は音楽ユニット・Foorinのメンバーとして米津玄師が作詞・作曲した「パプリカ」を歌った間柄。
 共演について 新津は「リリコちゃんとは、3歳くらいのころから同じ劇団でレッスンを受けたりもして仲良し! 共演できると聞いた時はうれしかったです。声のお芝居も迫力があって大好きです!」とにっこり。池下も「ちせとは前から仲良しで、アフレコしている時も隣にいるだけで安心しました」と公私ともに信頼していると伝えた。
 ロビンの父でウルフハンターのビル役を担当する井浦は、2人の収録する様子を見て「僕はこの場で初めてお二人の声を聞いて、もう、さっきまでやっていた自分が恥ずかしくなるくらい、満点」と演技に圧倒されたと話した。
 きょうが初対面の井浦と新津。互いの印象について聞かれると、新津は「テレビにたくさん出ている井浦さんに会えて、親子役ということで、本当にうれしくて…。(共演を)聞いた時はうれしさと喜びと、楽しさがこみあげてきました。そして、お会いしたら優しくて…、(アフレコ収録)一緒にやるのをもう一回録りたいな~」と満面の笑みで喜び。
 小さな子からのラブコールに井浦は「いえいえ、すごいな…優しい」と照れつつ、「録りたいな~と思いますよね。ど、どうですか(監督)? まだ、間に合いそうですかね」と笑いを誘った。
 同作は、中世からアイルランド・キルケニーで密かに伝えられてきた伝説で、眠ると魂が抜け出しオオカミになる“ウルフウォーカー”を題材にした作品。ハンターを父に持つ少女ロビンは、人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある“ウルフウォーカー”のメーヴと友だちになる。しかし、彼女とロビンが森で交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。