w-inds.緒方龍一が脱退&契約終了「心身症」を公表 橘&千葉2人で活動継続【動画でわかる!注目芸能ニュース】

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 3人組ダンス&ボーカルユニット・w-inds.の緒方龍一(34)が、5月31日をもってユニットを脱退するとともに、所属事務所のライジングプロダクションとの契約を終了したことが発表された。2001年3月のデビューから一貫して同じメンバーで19周年を迎えたw-inds.は今後、千葉涼平(35)、橘慶太(34)の2人で活動を続ける。
 所属事務所は公式サイトで「緒方龍一は近年、極度の重圧や不安を感じており、医療機関を通じて診療した結果、心理社会的ストレスの影響から『心身症』と診断されました」と症状を公表。「本人からw-inds.を脱退、事務所を離れ心身ともに見つめ直したいと申し出がございました」と脱退、契約終了に至った経緯も明かした。
 3月にはデビュー19周年を迎え、20周年の節目を来年に控えていた。事務所は「このタイミングで、これまで温かく見守り、応援してくださったファンの皆様にこのような残念なお知らせをすることとなってしまい、また関係者の皆様には大変なご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます」とつづり、「いつの日かまた3人でステージに立てることを願いながら、これからもw-inds.は千葉涼平、橘慶太の2人それぞれが皆様への感謝の気持ちを持って音楽活動を続けて参ります」とユニットの活動を継続することを報告した。
 緒方、千葉、橘のコメントも掲載。緒方は「これまで支えてくださったファンの皆様、関係者の皆様、この度は突然のご報告となり申し訳ありません。この数年間、精神的に不安定なことが続いていました。こんな状態のままw-inds.を続けていく事がw-inds.crewとメンバーにとって嬉しい事なのか、と悩むこともありましたが、自分にとって宝物のような存在であるw-inds.として活動を続けることを選んできました」と近年の葛藤を告白。「ですが、改めてこれが自分に正直な気持ちなのかどうかを考えた結果、脱退という答えを出しました」との決断を伝えた。
 今後については「いつ、どのような形になるのかはお約束できませんが、またいつか元気な姿でみなさんにお会いできますよう、自分らしく精進していきたいと思います。w-inds.として活動してきた19年間の誇りが、今後の自分の背中を押してくれるはずです」と記し、最後に「涼平くん、慶太くんと一緒に過ごした日々は、かけがえのない最高な時間でした。僕の大好きなw-inds.を引き続き応援してください」と呼びかけた。
 リーダーの千葉は「これまで3人を応援してくださっていたファンの皆様にとっても様々な感情やご意見があるとは思いますがこの決断を御理解頂けたらと思います。今後共、w-inds.そして緒方龍一を温かく見守って頂けると有難いです」とメッセージ。橘は「19年間、一緒に歩み続けてくれた事を感謝しています。本当にありがとう」と緒方に感謝を伝えたうえで、「僕達は、これを一つの終わりでは無く
新たな始まりとして前を向いて進んで行きたいと思います」と記した。
 千葉、橘、緒方の3人で結成されたw-inds.は、2001年3月14日にシングル「Forever Memories」でメジャーデビュー。同年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、翌02年に『NHK紅白歌合戦』に初出場した。海外でも数々の賞を受賞。香港の『IFPI香港トップセールス・ミュージックアワード』では、ベストセールス・リリース日韓部門でアルバム11作連続受賞という史上初の快挙も成し遂げている。
 今年に入ってからは2月22日に42枚目シングル「DoU」をリリースし、同31日からファンクラブツアー(6ヶ所7公演)をスタートしていたが、新型コロナウイルスの影響で2月28日以降の3公演を中止。デビュー記念日の3月14日と翌15日には東京ドームシティホール公演2daysが予定されていた。