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※ 視聴回数は1日1回更新されます。女優の永野芽郁(21)と山田洋次監督(89)が28日、都内で行われた映画『キネマの神様』(8月6日公開)の完成披露試写会に出席した。
撮影時の印象的なエピソードを聞かれた永野は「監督が朝、突然『How are you?』と聞いてくださったんです。監督の英語を聞けたのは奇跡的な瞬間で、監督が英語で聞いてくれたうれしさと驚きがありました」と満面の笑みで答えた。
MCから「監督にどう返事をしたか」と聞かれると「英語でどう敬語にすればいいのかわからなくて『I'm fine、です!』って返したんです。そうしたら『良かった』と言ってくださいました」と明かすと、会場には笑いと拍手が沸き起こった。
山田監督は「忘れちゃいました(笑)。そんな気の利いたこと言ったのかなあ」と永野のエピソードトークに照れ笑いを浮かべていた。
この日は、菅田将暉(28)、野田洋次郎(35)、北川景子(34)、寺島しのぶ(48)、前田旺志郎(20)、宮本信子(76)も登壇した。
同作は、1920年に蒲田撮影所を開所した松竹映画の100周年を記念して製作。志村けんさんの代役を担った沢田研二が無類のギャンブル好きのゴウ。若き日のゴウを菅田が演じ、二人一役で主人公を演じる。
また、ゴウの妻・淑子を宮本、映画の撮影所で働くゴウとテラシン(野田)がともに恋心を抱く食堂の娘を永野芽郁が演じる。時代を越えて繰り広げられる愛と友情が描かれ、若き日のゴウが信じた“映画の神様”が時を越えてひとつの家族にある奇跡をもたらすストーリーが紡がれる。