視聴回数158,095回
※ 視聴回数は1日1回更新されます。 東京・秋葉原に完成したガンダムのオフィシャルカフェ『GUNDAM Cafe TOKYO BRAND CORE』が31日にオープン。プレス向け内覧会が午前中に行われ、オープニングセレモニーには人気アニメ『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役で知られる声優の古谷徹(67)がゲストとして登場した。
同施設は「レストランエリア」「Zeon's Diner TOKYO」「グッズショップ」「fortuneLatte Cafe」の4つのエリアで構成。「レストランエリア」は、宇宙戦艦内の食堂をイメージし、全長約18メートルの大型マルチモニターを構え、宇宙空間など宇宙戦艦の窓外の風景を映し出し、ガンダムの世界に浸りながら食事をすることができる。
「レストランエリア」でホワイトベースやガンダムが登場する宇宙空間を再現している映像を見ると「ブリッジから見てる感覚ですね」と驚きの声。サイド7やフラミンゴが飛ぶジャブローなど『ガンダム』の名シーンが満載となっている。
スペシャルプログラムとして人気キャラクターが画面に登場し、来場者に語りかけながら実際にコースメニューを振る舞う新感覚ディナーショー「G DIMENSIONS EX DINNER SHOW」も開催。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』からは「シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”」が行われる。ドズル・ザビから「兵士たちの士気を高める食事会を開けるか?」と命じられたガルマ・ザビ。シャア・アズナブルを誘いサイド3にある、とあるレストランで決起集会を開催。2人が考案したメニューを振る舞い…。
『機動戦士ガンダムSEED』からは「キラとアスランの恩返し“初めての料理”」が行われる。プラントと地球連合間で停戦条約が結ばれ、つかの間の平和が訪れていたこと、キラ・ヤマトは心労の絶えないラクス・クラインに対し、手料理を振る舞おうと考える。キラは親友のアスラン・ザラに相談し、アスランもカガリ・ユラ・アスハのためになにか料理を作ることに。彼らは、とあるレストランでその場の皆に試食してもらい、意見を聞くことになる…。次は『機動戦士ガンダム00』のプログラムが追加され、順次、その他の作品も追加されていく。
「Zeon's Diner TOKYO」は、ジオン公国軍の世界に入り込み楽しめる体験型ダイナー。店内中央の巨大なテーブルにインタラクティブプロジェクションを施し、宇宙空間を表現している。注文した料理の中からモビルスーツ(MS)が出撃し、食事と戦闘シミュレーションを楽しめる。ジオン公国軍の将校しか入れないという設定で古谷は「審査があるんですか?」と苦笑い。
バーカウンターには白いスーツに身を包んだ金髪にサングラスの男のマネキンが1人でグラスを傾けている。その光景に古谷は「ヤツじゃないですか? シャアでしょ、どう見ても。『坊やだからさ』の場面でしょ」と驚き。また、店内の画面には『ガンダム』屈指の名シーン「坊やだからさ」場面につながるギレン・ザビによるガルマ国葬シーンの演説が20分に1回、流れているため、“完全再現”が可能となっている。マネキンと一緒に撮影もできるが古谷は「別に一緒に撮りたくないですよ」と意地を張りながらも「(シャア・アズナブル役の)池田秀一さんと飲みに来たい」と思いを巡らせていた。
「グッズショップ」では、同施設限定商品などを販売し、「fortuneLatte Cafe」はエンターテイメント性あるプリントドリンクを中心にオリジナルクリアボトルドリンクなどテイクアウトメニューの提供を行う。最後に古谷は「ぜひ、今度はプライベートで池田秀一さんと。『アムロとシャア、ガンダムカフェにプライベートで行きま~す』という感じで来たいと思います」とアムロの出撃シーンを再現しながら再訪を約束していた。