清原果耶、初主演映画に放心状態「あ、終わった…」 自身が歌った主題歌で“喪失感”

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 女優の清原果耶、桃井かおり、藤井道人監督が3日、都内で行われた映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』(9月4日公開)の完成披露イベントに出席した。
 清原演じる物語の主人公・つばめは、実父と血のつながりのない母との間に子どもが産まれることで感じる疎外感、実母への思い、幼なじみへの恋心など複雑な感情を抱く女子中学生。ある日、ド派手な身なりで、キックボードに乗ったあやしい老婆“星ばあ”(桃井かおり)と出会ったつばめ。いつしか、2人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。恋に家族に悩みを抱えた14歳の女の子と星ばあによるひと夏の青春が紡がれる。桃井は、謎の老婆・星ばあを演じる。
 初主演映画が無事に完成し「正直、放心状態になってしまった。初主演作という言葉だったり、映画のラストに自分がうたった歌が流れているということを客観視できず、終わったという安心感に似た喪失感のようなものが大きかった」と感慨深げ。周囲からも好評なようで「いい作品になってよかったなという気持ちになりました」と笑顔を浮かべた。
 今作で初共演した桃井については「一緒にお芝居をしていて、こちら側に伝わるエネルギーの濃さ、強さ、大きさをとてつもなく感じるお方。『前を向かなきゃ!』と奮い立たされて、必死に後を付きたくなるような印象でした」と語った。
 ロサンゼルスからリモートで参加した桃井は「ものすごく孤独な女優さんというのが印象。すごい真面目で本気で映画の中で、自分が何をやるのか見えている。絶対に邪魔しちゃいけないなという気分に初めてなったし、彼女のやろうとしているストイックに考えていることは、私もそういう時期があるから、すごいよく分かるんだけど、彼女の表現しようとしているモノが見えなくて、冗談抜きで私が付いていった。彼女はすごいよかった」と称賛の言葉を送っていた。