『テセウスの船』怪演で注目の子役・柴崎楓雅の発言にキャスト感心「大人以上に大人」 尾野真千子の絶賛に照れ笑い

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女優の菅野美穂(43)、高畑充希(29)、尾野真千子(39)が5日、都内で行われた映画『明日の食卓』(28日公開)の完成報告会見に出席した。この日は、尾野の息子役を演じた子役の柴崎楓雅(13)も登壇。
 2020年1月期のTBS日曜劇場『テセウスの船』加藤みきお役の怪演で注目を集めた柴崎。本作の撮影について「二面性がある役で毎日難しい撮影の連続だった」と明かすも、「尾野さんと(父親役の)大東駿介さんが全力で遊んでくださって、毎日現場が楽しくて最後まで撮影を乗り切ることができました」と感謝。この言葉に、尾野は「100点!子どもなのに大人以上に大人なんですよね」と感心。柴崎の演技については、「本当にすごい!私も恐怖だと思ってしまうくらい、どんどん変わっていく柴崎くんを見て、なんか怖かったよ…。」と怪演ぶりを絶賛していた。
 本作は、第42回講談社児童文学新人賞を受賞した「十二歳」で作家デビューし、数々の受賞歴のある椰月美智子が2016年に発表した同名小説を社会派エンタテインメントの旗手である瀬々敬久監督(60)が実写映画化。
 神奈川県在住の仕事復帰を目指す43歳のフリーライターの石橋留美子(菅野)、大阪府在住の30歳のシングルマザーで息子を愛情深く育てながら懸命に生きる石橋加奈(高畑)、静岡県で優しい夫と自慢の優等生の息子に囲まれ幸せそうに暮らす36歳の専業主婦の石橋あすみ(尾野)、同じ「ユウ」という名前の小学5年生の10歳の息子を育てる“3人の母親”たちの物語が描かれる。
 舞台あいさつにはそのほか、子役の外川燎(12)、阿久津慶人(10)、瀬々監督が出席した。