中川大志、岡山天音との衝撃シーンは「目覚めそうになりました」 「大好き」と言い照れる

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俳優の中川大志、岡山天音、飯塚健監督が29日、都内で行われた映画『FUNNY BUNNY』の初日舞台あいさつに出席。緊急事態宣言下、無観客にシフトして開催。主演の中川は「まずはこの作品を届けることができて、本当に感謝しています」とあいさつした。
 本作は、2012年に上演された飯塚健監督のオリジナル戯曲を映像化した。映画版で中川が演じる主人公は、自殺志願者を見分ける能力を持つ、自称“小説家”の剣持聡。ある日、剣持と親友の漆原聡(岡山天音)は、愛くるしいウサギの着ぐるみに扮して、区立図書館に向かう。その目的は図書館を襲撃するため。そして数年後、物語はもう一つの事件「ラジオ局電波ジャック」へと展開する。2つの事件に隠された謎と悲しい真実が明かされた時、おかしくて、切ない物語は加速する。
 劇中では、中川と岡山が激しくぶつかり合い、キスシーンのように唇が触れる一幕も。岡山が「嫌われないよう(撮影前に)めっちゃうがいをしましたよ」と明かすと、中川も「あの感触が忘れられない。目覚めそうになりました」と笑いながら振り返った。
 また、作風になぞらえて「戻りたい過去」を問われた中川は「学生時代に戻りたいなって思うような歳になりました」と回答し「こないだまで高校生だと思っていたけど、だんだんと忘れてきてることが多い。もっと遊んでおけばよかったなと。この仕事をやりながらの学生生活だったので…。修学旅行に行きたかった。結局、行けなかったので…」とポツリと漏らしていた。