中田英寿、コロナ禍での東京五輪開催に選手目線で持論「ベストな状態で出るのが一番」 日本経済についても言及

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サッカー元日本代表の中田英寿氏が7月1日、都内で行われた『三菱UFJ信託銀行の新・情報銀行サービス「Dprime」』の発表会に出席した。
 記者からの質疑応答では、2度の五輪出場の経験を持つ中田氏に対して、開催が近づく東京五輪についてコメントを求める一幕も。「五輪に関してどうというのは難しいのですが…」と前置きをした上で「万全な状態で出られるからこそ僕にとって意義がありました。自分は五輪に出たかったわけではなく『よりレベルの高い試合をしたい』。その思いが強かったので、そういう選手目線で考えるとベストな状態で出られるのが一番だと思います」と答えた。
 この日の会見で発表された『Dprime』は、「パーソナルデータ」を管理・運用する情報銀行サービスで、個人ユーザーの同意に基づき、パーソナルデータをデータ利用企業へ提供する。個人ユーザーは、パーソナルデータ提供の対価として、企業から新しい体験の機会や自身に最適化された商品・サービスなどを受けられる仕組み。
 同サービスのブランドアンバサダーにも就任した中田氏は「選手時代から、自分が発信する情報、それを間で伝えてくれる方たちの情報に苦労している経験がたくさんあった。今はインターネットというものができて、さまざまな情報がある中で、今は少し情報に溺れている感があると思います。それをきちっと道筋を作って、自分が本当に欲しい情報、正しい情報、また安全な情報というものを双方できちんと管理できることによって、より自分の生活が豊かになって良いコミュニティーができていく」と期待を寄せた。