黒沢清監督トロフィーを披露!ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)受賞

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オリコン

女優の蒼井優(35)と俳優の高橋一生(39)、東出昌大(32)、坂東龍汰(23)、黒沢清監督(65)が17日、都内で行われた映画『スパイの妻』(公開中)の舞台あいさつに登壇した。今作では、黒沢監督が第77回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)を受賞した。舞台挨拶会場には、銀獅子のトロフィーが披露され、会場から大きな拍手が贈られた。「製作会社にあって、僕もほとんど見たことがないんです」と厳重に扱われているトロフィーを前に黒沢監督が茶目っ気ある感想を述べていた。
今作は、1940年、満州で恐ろしい国家機密を知ってしまった優作(高橋)は、正義のために、この秘密を世に知らしめようとする。妻の聡子(蒼井)は、反逆者と疑われる夫を信じ“スパイの妻”とののしられようとも、ただ愛する夫と生きることを心に誓う。しかし、太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく…。