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※ 視聴回数は1日1回更新されます。ドラマ『中学聖日記』(TBS系)、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)などに出演し、注目を集めたモデルで俳優の中山咲月が17日、都内でフォトエッセイ『無性愛』(ワニブックス)発売記念取材会を開催した。
同書はバーレスクのトップスター、ならず者、映画『ヴェニスに死す』の美少年タージオや田山花袋の小説『蒲団』のオマージュなど、さまざまなコンセプトで撮影されたフォトページに、自身のジェンダーにまつわる葛藤をつづった文章が添えられた全144ページのフォトエッセイとなっており、企画からすべて中山がプロデュースした。
その中で、自身がトランスジェンダーであり、他者に恋愛感情や性的欲求を抱くことのないアセクシャル(無性愛者)であることを告白しているが、この日の取材会で中山は「今年に入って『彼らが本気で編むときは、』という映画を見て、自分の中にある違和感になんとなく名前がつきました。それから1ヶ月くらい悩んだタイミングで、これは言った方が楽だなと思って公表したタイミングで、フォトエッセイのお話をいただいて、ぜひパーソナルな部分を話せたらなと感じました」との思いを打ち明けた。