“口の周りが赤く変色”養殖場のイワナに「レッドマウス病」確認…約34万匹を殺処分 滋賀・米原市

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MBSニュース

 滋賀県米原市の養殖場のイワナに、国内では10年ぶりに特定疾病の「レッドマウス病」が確認され、県は約34万匹を殺処分しました。
 養殖のイワナ。口の周りが赤く変色しているのは、細菌性の感染症「レッドマウス病」の症状です。
 県によりますと、先月下旬、米原市の醒井養鱒場で養殖していた約1万匹のイワナが死んだため検査をしたところ、レッドマウス病の陽性が確認されたということです。
 感染の疑いが生じた今月10日までに出荷されたイワナには発症は見られないということですが、県は残りの約34万匹をすべて殺処分しました。
 レッドマウス病は人間には感染しませんが、蔓延すると養殖水産物に重大な損害を与えるとして特定疾病に指定されています。
 国内では2015年に石川県で確認されて以来、2例目です。