『20箱買う人も』旬を迎える桃 直売所に長い行列…カートに積みあがる箱 車中泊して臨む夫婦も 和歌山

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 旬を迎える「桃」。ことしも、和歌山の桃が大人気です。
 関西空港で搭乗客らに配られたのは和歌山県紀の川市の特産品の「桃」。格安航空会社ピーチが紀の川市と共同で開催している取り組みで、「ピーチ」だけに「桃」をプレゼント。受け取った搭乗客からは笑みがこぼれました。
 そんな和歌山県紀の川市にあるJAの直売所「めっけもん広場」では、午前8時半の開店と同時に客たちが一斉に向かうのは「桃」売り場。
 5月14日から特設会場が設けられていてこの時期は「白鳳」という品種の桃などがずらりと並んでいました。
 ものによっては百貨店の半額で買えるものもあり、1日で平均3000箱、多いときで6000箱が売れるといいます。真剣なまなざしで桃を選んでいく客たち。買い物カートにどんどん積みあがっていきます。
 昨夜に出発しなんと車中泊して開店を迎えたという夫婦は次のように話しました。
 (夫婦)
 「ご近所さんとか仕事の人とか色々わけるので。これだけあっても足りないぐらい」
 「甘さとジューシーさと、なににしてもおいしい感じです」
 そしてこちらの女性が購入する数はなんと…
 (買い物客)「(Q全部で何箱くらい?)20くらいでしょうか」
       「いや、私の義務です。頑張ってあと3回通おうかなと」
 桃の販売は7月13日までで、れから販売量も種類もさらに増えるそうです。
 (吉川功二郎店長)「去年は病気がでたりカメムシが発生したりで数量が少なかった。今年はいい出来と聞いています。皆さんにたくさん買っていただけると思います」