「運のいいことに能登で地震があったでしょ」自民党・鶴保庸介参院議員が謝罪 「二地域居住」の推進めぐる発言の中で…「被災地への配慮が足りなかったと反省している」

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MBSニュース

「運のいいことに能登で地震があった」と発言した、自民党の鶴保庸介参院議員。9日午前に会見を開き謝罪しました。
和歌山選挙区選出で参院予算委員長を務める自民党の鶴保庸介氏。2つの地域を拠点に暮らす「二地域居住」の推進を訴えていますが、7月8日、参院選の自民党候補の応援演説で、能登半島地震を引き合いに出して次のように述べました。
自民党・鶴保庸介参院議員(参院予算委員長)
「運のいいことに能登で地震があったでしょ」
「緊急避難的ですけども、金沢にいてでも、輪島の住民票が取れるようになっていったんですよ」
複数の拠点で生活したり働いたりする「二地域居住」の推進を掲げる立場から、“2つの自治体で同じ行政サービスを受けられるメリット”を説明する中での発言でした。
この発言をめぐって9日午前、鶴保氏は会見を開き、謝罪。発言を撤回すると述べました。
自民党・鶴保庸介参院議員(参院予算委員長)
「二地域居住の促進のための、複数住民登録への道筋となることを表現するには、被災地への配慮が足りなかったと反省をしております」