斎藤知事は辞職を否定「県政を前に進めることが責任の果たし方」 共産党県議団が「告発者の死亡を招いた責任は極めて重い」と辞職を要求

視聴回数746,775

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Mainichi Broadcasting System, Inc.

MBSニュース

 兵庫県の情報漏えい問題をめぐり、6月2日に共産党県議団から辞職を要求された斎藤元彦知事は、「県政を前に進めるのが私の責任」と拒否しました。
 3日、午前10時ごろに登庁した斎藤知事。知事を告発した元県民局長の私的な情報を、元総務部長の井ノ本知明氏が3人の県議会議員に漏えいしたと認定した第三者委員会から「漏えいは知事および元副知事の指示のもと行われた可能性が高い」と指摘されていました。
 指示を否定する知事に対し、共産党県議団は2日、「告発者の死亡を招いた責任は極めて重い」などとして知事に辞職を求めていました。
 (兵庫県 斎藤元彦知事)「(辞職の)申し入れというのは真摯に受け止めたいと思っています。県政を前に進めていくことが私の責任の果たし方だと思っています」
 県議会では3日から定例会が開かれ、補正予算案が提出されたほか、告発文書の問題をめぐる一連の対応について、各会派から質疑が行われるとみられています。