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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 私的情報の漏えいをめぐり斎藤知事がトップの責任として給与を3か月間、50%減額する案です。
(兵庫県議会 浜田知昭議長)「百条委員会、そして3つの第三者委員会による指摘に対し、丁寧な説明責任を果たされることを強く望む」
議長が斎藤知事に苦言を呈して始まった、6月3日の兵庫県の定例議会。知事を告発した元県民局長の私的情報が漏えいした問題をめぐり、第三者委員会は元総務部長の井ノ本知明氏が3人の県議会議員に漏えいしたと認定。
県は井ノ本氏を定職3か月の懲戒処分としましたが、第三者委員会は「漏えいは知事および元副知事の指示のもと行われた可能性が高い」と指摘していました。
斎藤知事は漏えいへの関与は一貫して否定していますが、「給与カット」の条例案を提出する方針です。
(兵庫県 斎藤元彦知事)「(漏えいについては)組織の長として責任を感じていますので、給与の20%を3か月間、減額措置させていただく」
現在30%カットしている給与をさらに20%カットし、7月から3か月間、「50%カット」する考えです。
またこの問題に対し、片山安孝元副知事がコメントを発表。井ノ本氏の行為は、「必要かつ相当な範囲の根回しであり適正な業務」であるとして、懲戒処分は不当だと訴えました。
斎藤県政の混乱はまだ続きそうです。