飛行機にも勝っちゃう小さくても怪力な四足歩行ロボット「HyQReal」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

犬のような見た目の四足歩行ロボットは近年増えつつある。そんな中、驚異の怪力を発揮して見せたのが「HyQReal」。3.3トンの小型飛行機を引っ張るという驚きのパフォーマンスをやってみせた。救助現場などでの、人力では解決不可能な場面で力を発揮してくれそうだ。
どんな場所でも対応できる耐久性
イタリア技術研究所(IIT)が今年発表した小型四足歩行ロボット「HyQReal」は、長さ1.33m、高さ90cmとコンパクトながら、重さはなんと130kg。人力で持ち運ぶにはかなり苦労しそうだが、飛行機を引っ張るほどの力が出せると思うと納得の重さだろう。
IITのロボット研究チームは、火事、地震、人間にとって危険な場所などを、しっかりと任せられるロボットを作ったとのこと。表面はアルミやプラスチック、ケブラー繊維などで、さらに防水防塵仕様と、堅牢に作られている。
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かわいい見た目とは違い、怪力を持ち合わせている四足歩行ロボット「HyQReal」。実用化にはまだまだ課題がありそうだが、未来の救助現場を担うクールなロボットになってくれそうだ。