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※ 視聴回数は1日1回更新されます。送電網がしっかりしていない地域の人々が、主に光源として使っている灯油ランプは、室内で使用するとタバコ40本吸うのと同じぐらい有害。しかも燃費は世帯収入の30%にまで及ぶという。
そういったオフグリッドな世界の人々に向けて、電気工学の学生たちによって、立ち上げられたLumir社が開発したのが、LEDライト「Lumir K」。
キャノーラ油などの食用油を燃料にランプを灯して、そのエネルギーでLEDライトが点灯する電源いらずな仕組み。容器は140ml。5ml注ぐだけでも、最大1時間動作する。
灯油ランプよりも4.1倍明るい光を提供し、灯油ランプと比較して80%低い燃料消費、炭素排出量も約90%削減できると、メリットだらけなランプだ。
現在、Kickstarterでクラウドファンディングを実施中。一台39ドル(約4,200円)+送料から入手可能。プロジェクトが成功すれば、2019年9月に発送される。
また、カンボジアのシェムリアップ に一台寄付できる選択肢も用意されている。こちらは一台29ドル(約3,000円)となっている。
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オフグリッドな世界も、アイデアで明るくなりそうだ。