仏の道が見えた! 住職の思ひが詰まった極楽浄土AR

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Viibar inc.

bouncy / バウンシー

「法事の時の住職のありがたい話」と聞いて連想するのは「眠い」「足のしびれ」「退屈」という言葉しかなかったが、法話がエキサイティングに聞けるファンタスティックな体験ができた。
iPadを本堂にかざすと、さまざまなモチーフの物語が墨絵タッチのグラフィックで、現実世界に出現する「極楽浄土AR」。それは、新潟県にあった。400年の歴史を誇る浄土真宗本願寺派の、極楽寺19代目住職の麻田弘潤氏の監修の元で、クリエイター集団ビービーメディアが、制作したデジタルコンテンツ。
やりがいのある法事を…
「極楽浄土AR」の発案者である麻田住職からお話を伺うことができた。
ーーー「極楽浄土AR」の経緯を教えてください
麻田:長年やってきた法要のスタイルをやっていく中で、どうも檀家とうまくコミュニケーションが取れていない気がした。法事自体、檀家さんがやりたくてやっているというよりも、こなしている状態になっていた。
構想から1年で実現
極楽浄土ARは、地域のお寺のあり方を模索し続け、さまざまな新しい試みにチャレンジしてきた極楽寺・麻田住職監修の元、新世代のクリエーターとのコラボレーションで制作された。
テクニカル開発をビービーメディア、クリエイティブディレクションを菊地あかね、コンテンツ内の墨絵をアーティストの谷村紀明、仏具(iPad)ケースのデザインをプロダクトデザイナーの大村卓、ケース制作は鈴木直人が担当。
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子供がじっとiPadを見ながら住職の話を楽しそうに聞いている姿を見て、これは法事の革命だと感じた。僕の「人生における10ある大きな苦痛」の中の一つが解消された。
浮かび上がる仏や龍、天女や親鸞聖人を見て法話を楽しめるのは、東京からほんの2時間ほどで到着する新潟県小千谷市の極楽寺だけ。是非一度、法事の革命を体験しにきてみては?