日本のこんにゃくで作られたスポンジ!?環境にも健康にも優しいスポンジ「Kali Sponge」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

普段、皿洗いに使っているスポンジ。長いこと使っていると様々な菌が繁殖し、なんか嫌ですよね。それ以外にも、フォークや箸を洗う時にスポンジを折りたたんで洗うため、だんだんと折れ曲がっていくなど意外と欠点を抱えています。頻繁に買い替えればいいですが、それはそれでお金がかかりますよね。
今回紹介する「Kali Sponge」は、そんな既存のスポンジが抱える欠点を解決するべく誕生した新世代のスポンジです。その素材として抜擢されたのがなんと、日本産のこんにゃくなのです!
そんな「Kali Sponge」は2021年の1月16日(土)までKickstarterでクラウドファンディングを実施中です。24ドル、日本円で約2500円(3個1セット)から入手できます。
こんにゃくパワーで清潔に
「Kali Sponge」には、100%日本産のこんにゃくが使われていますが、そのメリットは大きく分けて2つあります。
1つ目は、「泡立ちやすい」という点です。「Kali Sponge」はこんにゃく製だからこそ、既存のスポンジに比べて吸水性に優れています。乾いている時は軽くて小さいため収納しやすく、水や洗剤を含んだ時には約2倍のサイズに膨らみ想像を絶する程泡立ちます。
2つ目は「環境にも優しい」という点です。たとえばよく利用されているプラスチック製なら、使っているうちにスポンジが削れていき、その削れた部分は下水へと流れていきます。削れたプラスチックは細かすぎるため、徹底した下水処理でもいくらか海へと流れ出てしまいます。その結果、海水汚染へとつながってしまうのです。
しかし、「Kali Sponge」はこんにゃくでできています。つまり、生分解性であるため処分する際も環境への負荷が非常に抑えられています。
また、こんにゃくだけではなくスポンジには竹炭が練りこまれています。この竹炭のおかげで菌の繁殖が防がれ、スポンジを清潔に保ってくれます。
洗いやすさを追求したデザイン
「Kali Sponge」はデザイン面でも既存のスポンジと差別化する3つの特徴があります。
1つ目は「中央の裂け目」です。既存のスポンジはフォークや箸などの細長いものを洗う時はスポンジを折りたたんで挟み込む形で洗うと思います。
しかし、そうするとスポンジに変な癖がついてしまい寿命が縮んでしまいます。その点、「Kali Sponge」はスポンジの中央部に裂け目が付いています。この裂け目によってフォークや箸もスポンジの形を変形させなくても洗えるのです。
2つ目は「形」です。既存のスポンジは四角いものが多いと思いますが、食器の多くは円形です。そのため、「Kali Sponge」もそれに合わせて円形になっており、洗いやすい形になっています。
3つ目は「サイズ」です。「Kali Sponge」は既存のスポンジの約2倍のサイズになっており、一般的な成人女性の手のひらと同じくらいのサイズになっています。これによって、より少ない回数で皿を洗えます。
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日用品ほどより良いものを使うことで、毎日の心身の健康につながると筆者は思います。このスポンジがあれば、日常をちょっぴり幸せにできるようになるかも?

Kali Sponge
Kali