ドローンのような自律型マルチコプター「EHang 216」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

手軽に空撮するには手軽に空撮が楽しめるドローン。そんなドローンが人を乗せて行き来する時代がもうそこまで来ているようだ。
今回紹介する「EHang 216」はそんな未来を想像させてくれる。
パイロット不要で、無人で飛行運転してくれる新しい航空機だ。まだ一般販売はされていないが、自律航空機が普及して手軽に空を飛べる日が来るのを楽しみに待ちたい。
機内には乗客だけ
これまでの航空機は、パイロットや客室乗務員が搭乗しているのが一般的だったが、「EHang 216」は自律飛行するので乗客だけで飛行できる。また飛行に関しては、オペレーションセンターがオンラインで監視や制御を行ってくれているため、安心して空の旅を楽しめるだろう。
最高速度は時速130km。最大積載量時の航続距離は約35km。機内の窓やシートに工夫がなされており、より広く良好な視界が広がっている設計。
フライト中には空からの眺めを独占できる。この機体は飛行機と高度も速度も異なるので、飛行機とはまた違った楽しみ方ができそうだ。
無人航空機と聞くと安全面に不安を感じる人がいるかもしれない。だが、「EHang 216」は、さまざまな過酷な環境下での試験をクリア。万が一異常が発生しても、あらかじめ設定されたアルゴリズムに基づいて乗客を目的地まで安全に移動させる仕組み。無人でも安心して空の旅が楽しめるきっかけになりそうだ。
また離着陸には滑走路を必要としない。土地の少ない都市部でも十分運用できる点でも今後の活躍に期待したい。
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人を乗せて空を飛ぶ自律型航空機「EHang 216」。ドローンが未来の手軽な移動手段に?
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