倉庫に現る救世主!1時間に1600個も荷降ろしできるロボット「Dill」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

物流業・倉庫業と切っても切り離せない、荷物の積み込みや荷下ろしの作業。
時間や労力がかかるうえ、従業員は過酷な作業環境で重労働を強いられる。アメリカ合衆国労働統計局のデータによると、業界の離職率が比較的高く、定着性にも課題があるようだ。
Pickle社の「Dill」は、その重労働を自動化。コストの削減と作業速度を向上を目的に作られた荷降ろしロボットだ。
超スピード!1時間に1600個も荷降ろしが可能に
何十億もの商品を時間通りに届けるために、雑多な倉庫の中では、荷物を仕分けたり運んだり、骨の折れる作業を早いペースで繰り返し行う。
また、作業を円滑に進めるために、人にしかできない創意工夫や問題解決が常に求められる。
そのような現場で人を完全にロボットに置き換えると、作業が止まってしまうことに気づいたPickleのチームは、完全無人ではなく、人がロボットの作業を監視・補助するシステムを目指した。
「Dill」は1時間に1600ピック以上のスピードで荷降ろしを行う。その中で、ときには人がロボットが落とした荷物を疲労など、イレギュラーなものを処理していく。
搬入口のボトルネックも解消され、倉庫内全体の業務スピードの向上につながる仕組みだ。 そうして従業員の負担が軽減され、人件費以外にも仕分けミス、破損品、トラックの遅刻などに伴う多額のコストを削減していける。
Dill」は2022年からの出荷に向けて、2021年6月の予約開始を予定している。
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倉庫内の重労働が減り、業務改善。さらに荷物の到着まで早くなれば、今よりも安心して商品を注文できそうだ。
Pickle Robot
Pickle Robot Company.