おうち時間の工場ライン? 卓上に置ける小さなロボットアーム「DOBOT MG400」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

ものづくりの現場で活躍しているロボットアーム。工場にあるような大型のものとは異なり、自宅の卓上に置いて使えるほどコンパクトな「DOBOT MG400」が開発された。省スペースで扱え、高度なプログラミングの知識がなくても動きを指示できる頼れるアイテムだ。
「DOBOT MG400」はKickstarterにてクラウドファンディング中。17,820香港ドル(約242,000円)から入手可能。
多彩な動作の指示方法
「DOBOT MG400」は底面のサイズが19×19cmと省スペースな設計。生産ラインから小さな作業台の上まで、場所を選ばず活躍してくれるだろう。
動作の指示は、いくつかの方法から自分にあったものを選択可能。
「Teach&Playback」は、プログラミングの知識がない人でも簡単な動きを指示できるモード。
「Block Program」では簡単なプログラミングの経験がある人向けで、いわゆるビジュアル言語で動きをプログラムする。上記の「Teach&Playback」よりも複雑な動きを指示できるモード。
「LUA Script」はベテランプログラマー向けで、テキスト言語で動きをプログラムする。細かい工程までしっかりとコード入力することで、より精密な動きが再現できるモード。
またこれらのプログラミングへの知識がなく、不安だという人でも安心。実は手でアームを動かせば、その動きをトレースしてくれる機能も搭載。ユーザーのプログラミング知識によって指示方法を使い分けられるので、初心者でもベテランプログラマーでも安心して使用できるだろう。
さらに安全性にも配慮し、しっかりと衝突検知システムを搭載。生産中に起こりうるトラブルを未然に防いでくれる。そして振動抑制アルゴリズムも組み込まれており、アームが回転したときなどに生じる反動を60%カット。製品がアームから落ちる危険性を抑え、安定した動作を提供してくれる。
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場所を選ばず指示した動きをトレースするデスクトップロボットアーム「DOBOT MG400」。身近になったロボットアームが近未来のものづくりを支える?