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※ 視聴回数は1日1回更新されます。ヘビやサソリ……自然界に数多く存在する、毒を持つ生き物たち。今回は意外な「猛毒動物」たちをご紹介。
【その1】スローロリス 猛毒度★★
大きな目が愛らしい霊長類。ほ乳類のなかでは珍しく、毒を持つ動物。ひじの内側に毒の分泌腺があり、だ液に混ぜて敵をかんで攻撃します。
【その2】キロネックス(オーストラリアウンバチクラゲ) 猛毒度★★★★
「殺人クラゲ」として恐れられ、強い毒性を持ちます。刺されると耐えられないほどの激痛が襲い、わずか数分で死にいたる場合もあります。
【その3】ズグロモリモズ 猛毒度★★★★★
青酸カリの2000倍の致死量の毒を持つ鳥。羽を触った手をなめただけで毒がまわるため、権力者の暗殺に使われた歴史もあります。
意外な毒を持つ生物は、自然界にまだまだたくさん存在します。もし出会ってしまったら、どうぞご用心を……。
■監修:新宅広二
1968年生まれ。生態科学研究機構理事長。動物行動学と教育工学を専門にし、大学院修了後に上野動物園、多摩動物公園に勤務。国内外のネイチャー・ドキュメンタリー、動物バラエティー番組の監修を手がけるほか、動物園・水族館などの展示企画・監修を手がける。著書に「しくじり動物大集合」「もっとしくじり動物大集合」(永岡書店)、「いきもの寿命ずかん」(東京書籍)、「すごいぜ!! 動物スポーツ選手権」(辰巳出版)など。近作、映画「アース:アメイジング・デイ」、高橋一生主演テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」(関西テレビ放送)監修。