縁起がいいカメとツル、本当の寿命は…【どうぶつトリビア】

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「ツルは千年、カメは万年」という言葉があるように、長寿の象徴として知られるツルとカメ。でも自然界での実際の寿命は、どうなっているのでしょう?
■アルダブラゾウガメの寿命は200年
アフリカのセーシェル諸島に暮らすアルダブラゾウガメは長寿として知られ、150歳以上の個体も珍しくありません。飼育記録のなかには255年生きた個体もいたとか。
ただし大型のため熱がこもりやすく、多くが熱中症で死んでしまいます。200歳まで生きる確率は全体のわずか0.1%。さらに津波などの自然災害に襲われれば、全滅の可能性もあります。
■タンチョウの寿命は60年
日本の象徴として、美術のモチーフにもなってきたタンチョウ。その寿命は、60年程度。しかし鳥類としては、圧倒的な長寿を誇ります。かつては絶滅にひんし、特別天然記念物に指定されましたが、保護活動により現在は生息数が回復、1500羽を超えるほどになっています。
縁起物として、昔から日本で尊ばれてきたツルとカメ。でも自然界ではほかの生物たちと同様、厳しい環境を生き抜かねばならない運命にあるようです。
■監修:新宅広二
1968年生まれ。生態科学研究機構理事長。動物行動学と教育工学を専門にし、大学院修了後に上野動物園、多摩動物公園に勤務。国内外のネイチャー・ドキュメンタリー、動物バラエティー番組の監修を手がけるほか、動物園・水族館などの展示企画・監修を手がける。著書に「しくじり動物大集合」「もっとしくじり動物大集合」(永岡書店)、「いきもの寿命ずかん」(東京書籍)、「すごいぜ!! 動物スポーツ選手権」(辰巳出版)など。近作、映画「アース:アメイジング・デイ」、テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」(主演・高橋一生)監修。