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※ 視聴回数は1日1回更新されます。2019年の干支(えと)はイノシシ。イノシシといえばみなさんはどんなイメージを思い浮かべますか? 猪突猛進の暴れん坊、「うり坊」と呼ばれるかわいい子ども時代、食べておいしい「ぼたん鍋」……。いやいや、実はそれだけじゃないんです。知っているようで知らなかった、イノシシにまつわる3つのヒミツをご紹介。
【その1】実は犬並みに賢い
武闘派のイメージが強いイノシシ。でも実は知能も高く「お手」や「おすわり」などの芸も可能。
【その2】驚異のジャンプ力
イノシシといえば思い浮かぶのが、激しいスピードで突進する姿。しかし実はジャンプ力もなかなかのもの。2メートル以上の壁も、助走なしで軽々と垂直跳びするほどの脚力があるのです。
【その3】ワンタッチかさが苦手
無敵に見えるイノシシですが、実はワンタッチかさが苦手。目の前で広げられると、突然視界をふさがれるのでビックリしてしまうようです。イノシシに遭遇したときの撃退法としても使われているとか。
身体能力バツグンで頭もいいけれど、意外とカワイイところもあるイノシシ。みなさんが抱くイメージも、ちょっと変わったのではないでしょうか。
■監修:新宅広二
1968年生まれ。生態科学研究機構理事長。動物行動学と教育工学を専門にし、大学院修了後に上野動物園、多摩動物公園に勤務。国内外のネイチャー・ドキュメンタリー、動物バラエティー番組の監修を手がけるほか、動物園・水族館などの展示企画・監修を手がける。著書に「しくじり動物大集合」「もっとしくじり動物大集合」(永岡書店)、「いきもの寿命ずかん」(東京書籍)、「すごいぜ!! 動物スポーツ選手権」(辰巳出版)など。近作、映画「アース:アメイジング・デイ」、テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」(主演・高橋一生)監修。