たんぱく質をしっかり摂って太りにくい体を作ろう!【たんぱく質の話】

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体重が減るなら別に筋肉が減っても構わないと思っている人も多いかもしれません。しかし、筋肉は体を動かしたり、姿勢を維持したりする働きがある以前に、ダイエットにおいても重要な基礎代謝を上げるという役割を担っています。
まず、基礎代謝についておさらいしたいと思います。基礎代謝とは体温維持や、心臓や肺などを動かして生命を維持するなど、生きているだけで必要不可欠なエネルギーのこと。一日の消費エネルギーの主な内訳はこの基礎代謝が6~7割。運動に伴う代謝が2~3割、食事に伴う代謝が1割の3つ。
さらに基礎代謝量が使われている内訳を見ると、全体の20%を筋肉が消費しています。このため、食事制限ダイエットで全身の筋肉が減ってしまうと、基礎代謝も低下して太りやすくなってしまうのです。逆にいうと、肝臓や脳は鍛えることができないので、基礎代謝を上げたいならば筋肉量の維持や増加が必要なのです。
筋肉が減ると体力も低下するので日常での運動量も落ち、消費エネルギーも低下しかねません。そして筋肉が減少するとボディラインもぼんやりとしてしまい、理想の体型からどんどん遠ざかってしまいます。この悪循環に陥らないためにも、筋肉量をふやし代謝を高めることが重要なのです。