パッティングの距離感を養う素振り練習法とは?【うねりスイング実戦ラウンド編1/三觜喜一】

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◎目からの情報と脳の指令が一致するのがパッティングの距離感
ラインが読めるようになったら、次は距離感を合わせることですが、距離感を養うためにやっていただきたい練習があります。
まずカップとボールを見て、目に情報を入れてから素振りをします。素振りをする際にはボールをできるだけ見ないようにして、カップを見ながらひたすら素振りを行います。
ただこのとき、目はカップを見ていますが、脳はどれぐらいの強さで打てばいいのかを考えながらボールに意識が行っています。
目で把握した空間の距離に対して、脳はつねにボールに意識を持ちながら力加減を計算している状態であり、いざボールに構えたら目をつぶって脳が判断した距離感で打ちます。
そのときの自分の打感でピッタリなのか短いのか、それとも遠いかを判断して、その答えを持ってからカップのほうを見てください。
もし判断と実際の結果が同じであれば距離感は合っているということで、見た目の距離感が末端にうまく伝わっているという証拠です。
一方で、自分では「強い」と感じたにもかかわらず、実際にはショートしたような場合は、視覚と脳の回路がつながっていないということです。
ですからラウンドの前は、練習グリーンでこの練習を必ず行ってください。
視覚的な情報が、脳にしっかり伝達できているかを確認しておけば、距離感は合いますし、できていない場合には、視覚と脳がマッチするまでこの練習を繰り返すといいでしょう。