中村武志が語る昔のプロ野球に比べると少ない数で盗塁王になれる時代になった理由とは!?【元 中日ドラゴンズ/ベイスターズ/楽天イーグルス】

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【プロ野球】昔に比べて盗塁数は激減している! どうして!?≪中村武志さんオンライントーク≫
2021年の盗塁王を振り返ってみよう。
セ・リーグは阪神・中野拓夢で30個。
パ・リーグはロッテ・荻野貴司&和田康士朗、日本ハム・西川遥輝、西武・源田壮亮の4人が揃って24個だった。
昔に比べると少ない数で盗塁王になれる時代になったと中村武志さんは言う。
例えば5年前の2016年を振り返ってみよう。
セ・リーグの盗塁王はヤクルト・山田哲人で30個だったが、パ・リーグはオリックス・糸井嘉男と西武・金子侑司が53個というハイレベルな盗塁王争いを演じた。
もっと昔を振り返れば阪神・赤星憲広は2003年~2005年は3年連続60盗塁以上を記録している。
全体的に盗塁数が減ってきた理由は決して野球選手の足が遅くなったからではない。
ピッチャーのセットポジションやクイック技術の向上や、キャッチャーのスローイング技術の向上があって走れなくなっているというのが中村武志さんの見解だ。
また、近年は大量点差時の盗塁は記録に残らないようになったことも少しは影響があるだろう。
とはいえ、今年はロッテ・髙部瑛斗が40個を超えてきて久しぶりに大きめの数字での盗塁王が誕生しそうだ。
残りは数試合となったが、髙部瑛斗の盗塁に注目して試合を見てみるのもツウの楽しみ方だ。