広末涼子、ベストマザー賞受賞に言葉詰まらせ感謝 23歳での出産に賛否の声も「子育てをしていても女優はできる」

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俳優の広末涼子(41)が、育児をしながら各分野で活躍する女性を表彰する『第14回ベストマザー賞2022』の「芸能部門」に選出され6日、都内で行われた授賞式に出席した。
 広末は2003年に結婚したデザイナーとの間に第1子となる長男をもうけたが、2008年3月に離婚。2010年10月にキャンドルアーティスト・Candle JUNE氏と再婚し、2011年3月に次男、2015年7月に長女が誕生している。
 初めての出産時について「初めてのことでお仕事から離れる選択をする際に、いろんな方から意見をいただき、賛否もあったのですが、その時に『どうして、女性だからって結婚か、仕事かを選ばなくてはいけないのだろう?』という疑問がありました。取材やインタビューで答える際に『男性はお仕事を続けながら結婚できるのに、どうして女性はできないのだろう?』という」と悩んだ時期があったと告白。
 続けて「ジレンマがある中で自分が初めて(子育てを)経験し、片手間ではできない子育てを頑張っていく中で、自分の大切な女優業というものも並行して『頑張れないか?』という選択をして、女優復帰をして子育てをしながらここまで参りました」と打ち明けた。
 今では子育てをしながら女優業を続けているが、「当時は女優さんだったり芸能界でも、早く結婚することが多くなかったので、『復帰も難しいかな?』とかいろいろな不安が…」と言葉を詰まらせつつも、「ある意味自分が先駆者的に子育てをしていても女優はできるんだ!ということを立証できたら、この業界だけではなくて、保育士さん、警察官、どういうお仕事でも女性が子育てをしながら活躍していける場が開けていくのではないかと思って参りました」と話した。
 最後に「私の今があるのは、間違いなく子どもたちの存在のおかげだと思っています。子どもの存在が原動力になって、勇気になって、力になってくれたかというのは、世の中のお母さんたちも同じように感じられると思う。きのうもすてきな花束を子どもたちからもらいました。お仕事を頑張りながら、子育てをされているママたちを私も応援していきたいと思います」と伝えた。
 今年の『ベストマザー賞』は、「芸能部門」を広末涼子(41)、「音楽部門」を鈴木亜美(40)、「スポーツ部門」を元バレーボール五輪メダリスト・荒木絵里香(37)、「文化部門」をタレントでモデルの近藤千尋(32)、「政治部門」を元衆議院議員でコメンテーターの金子恵美(44)が受賞した。