古舘佑太郎&峯田和伸、初セッションで大熱唱!“ヒロイン”石橋静河も絶賛「夏終わっちゃいました・・・」

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 ロックバンド銀杏BOYZの峯田和伸(41)、フリーアナウンサー古舘伊知郎の息子で歌手・俳優の古舘佑太郎(28)、女優の石橋静河(24)が28日、東京・タワーレコード渋谷店で映画『いちごの唄』(7月5日公開)の公開直前イベントに参加した。
 同作は銀杏BOYZの楽曲をもとに、『ひよっこ』の脚本でも知られる岡田惠和氏と峯田が執筆した青春小説を実写化。1年に1日だけ、七夕の日にだけ会う約束をする2人の恋物語。古舘は「一目惚れって人生で1回もしたことないんです。僕の持論なんですけど、時間がかかった方が楽しい。ちょっとずつ育んでいった方がよくないですか? 友だちから恋愛にいきそうなときが1番楽しい。付き合ったら、けんかするし、面倒くさいところだらけ。現実世界では難しいですけど、1年に1回会って徐々にっていうのは、うらやましいですね」と力説。峯田は「結構しゃべるなと思って。恋愛になると得意げ。マスターみたい」とニヤリとしながらツッコむと、古舘は「恋愛ドキュメンタリーとか見るの好きで、学んでいることが多いので…」と赤面していた。
 そんな2人は石橋に感謝しきりだったそう。古舘は「僕が何をやっても笑ってくださる。うれしい。自信を植え付けてくれた」と話すと、峯田も「ホント、すぐ笑ってくださる。ホントにゲラだから自信がつくんですよ。怖くなくなる。ホントにずっと笑うかわいい子。俺、イケてるなって思っちゃう」と大絶賛の連続。そんなトークも笑って聞いていた石橋は「ありがたいですね」と照れていた。
 名前からか、物静かなイメージを持たれるという石橋は「笑うんですねって言われる。どんなイメージを持たれてるんだろう…」とぽつり。峯田は「明るい方。みなさんは、分からないかもしれないけど。笑うとスタッフも生き生き仕事ができると思います!」と潤滑油的な存在と紹介した。
 また、楽曲で救われた瞬間についてトーク。峯田は「15年ぐらい前にレコーディングしてて煮詰まった。途中でキレて『帰ります』って1人だけ途中で帰った。タクシー捕まえて逃げるように。新宿から環七の方に入った。そこでラジオが流れてて、僕のすごく好きな歌のRCサクセションの『スローバラード』がかかった」と回想する。早く帰りたいという思いが一変。運転手に「ボリュームを上げてくれ」とお願いし、聴き入ったそう。「言葉でうまく言えないけど環七の景色がスゴかった。だんだん運ちゃんもノッてきて『この曲、いいねぇ』と言ってきたけど『うるせぇ』と(笑)。ボリュームをもっと上げて、タクシーの中でスゲーボリュームで聴いた。家に帰って『あした腐んないで、もうちょっとやってみようかな』ってなった」と運命的な音楽との邂逅を語った。
 そして峯田と古舘がセッションし、古舘の楽曲である「ラヴ・ソング」、そして「いちごの唄」をアコースティックギター2本で歌い上げた。もともと銀杏BOYZの大ファンという古舘は「フワフワしてます。不思議な気持ち。この気持ちは言葉にできない」と感激した様子だった。
 コウタ(古舘)は不器用だけど優しい心を持つ青年。たったひとりの親友・伸二は、中学生のころ、2人が“天の川の女神”と崇めていたクラスメイトの千日(石橋)を交通事故から守り亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然高円寺で再会する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…、また」。毎年2人は七夕に会い、環七通りを散歩する。しかし、ある年、千日は伸二との過去の秘密を語り「もう会うのは終わりにしよう」と告げる。