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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダージオウ』(毎週日曜 前9:00)にウォズ/仮面ライダーウォズ役で出演する俳優の渡邊圭祐(25)が29日、都内で1st写真集『その節は。』(東京ニュース通信社)の発売記念イベントを開催した。
渡邊は『ジオウ』が初オーディションで初演技にもかかわらず、いきなり1人2役に挑戦。「黒ウォズ」、「白ウォズ」がSNSでトレンドワードになるなど、高い演技力と魅惑的な雰囲気で注目を集めている。そんな彼が『ジオウ』出演のために、地元の宮城・仙台から上京したのが昨年の6月26日で、クランクインが29日だった。ちょうど1年、記念すべき日だった26日に待望の1st写真集を発売し、きょう29日に発売記念記念イベントを開催。「まさか1年後、写真集を出して『仮面ライダー』作品に出てるなんて誰も思っていなかったと思います。すごくうれしいです」と感慨深く語った。
今作のテーマは「素、自然体、等身大」。上京1年の節目に、改めて自分のルーツをたどる旅に。母校、働いていた古着店、かつてよく通っていたという河川敷など、思い出の場所を訪れた。「これまでの人生、どんな生活をして、どんな人となりなのかを表現したいな、と。謎しかない人物だと僕のことを思うので」と説明し「本当に、いい写真を撮っていただいた。すごくいいものが1stにしてはできたんじゃないかと自信を持っております」と笑顔を見せた。
母校での撮影では当時の気持ちを思い起こしたそう。「青春時代を過ごした場所は何よりも思い出深い。エピソードを話してと言われたら何も出てこないんですけど(笑)。この駐輪場や下駄箱、この教室を使ってたなとか。全て当時の感じがよみがえる」としみじみ。1年間、側にいたマネージャーから「そんな顔見たことない」と言われたそうで、「見たことがない姿が、この写真集には現れていると思う」と見どころをアピールしていた。
お気に入りカットはビールを飲むショット。「お酒がすごく好きなので。2日目の1番最後の写真だったんです。1番最後で1番いい顔をした。2日間を全部、否定されたような」と苦笑いしつつ「それぐらいの顔ができるお酒ってすばらしい」と話して笑わせた。
この1年で変わった部分については「度胸」。『ジオウ』には過去のレジェンドライダーが次々と出演していることが影響しているそうで「より何事にも動じなくなった。かなり度胸がついた。生瀬(勝久)さんやレジェンドの方と共演する。そこでビビったら何もできないので」と明かしていた。
「仮面ライダー」作品に出演しての反響についてもトーク。「公園に行くのが、すごく好きなんです。子どもがたくさんいるんですけどテレビに出てる人という認識で気づいてくれない。でも、お母さんが気がついて『もしかして…』と声をかけられる。子どもたちがいる場所で気付かれるようになったのは、うれしいです」と頬を緩ませた。
フォトセッションでは「祝え!」ポーズを何度もリクエストされ、イベントでは購入特典の2ショットチェキが「黒ウォズ」ポーズと「白ウォズ」ポーズの2パターンから選べるという形式に。渡邊は「こんなにもウォズがフューチャーしていただけるとは光栄。みんなに愛されるキャラクターを作れたのかなと思うとうれしい」と喜んでいた。
『仮面ライダージオウ』も放送終盤。「この1年間で学べたことが、ものすごく多い。それを一つひとつ復習するつもりで忘れずに目の前の仕事を丁寧に。それと同時にいろんなところで出てほしいと求められる役者になりたいですね」と話した。今後、やりたい役については「感情が出る人間味が溢れる普通の役。まずは現代人の役ですね(笑)。任侠モノが好きなので、そういうものに出たいですね」とイメージしていた。