中村倫也のお茶目な“倫也節”を北川景子が優しくフォロー「最高のコンビ」

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女優の北川景子と俳優の中村倫也が2日、東京・神田明神で行われた映画『ファーストラヴ』(公開は11日)の公開直前イベントに出席した。
 34歳で同い年の2人は、本作が初共演。お互い刺激になったことを聞かれると、北川は「動じないところ」と即答。「監督がプランを変えたときも涼しい感じで『わかりました』と。イベントもバラエティも私は台本をギリギリまで見るんですが、(中村は)全然見ないんですよ。ドンとしているので、同い年ですけどお兄さんっぽい感じで、すごく落ち着いています」と中村への安心感を語った。
 MCから緊張したことはあるか聞かれた中村は、少し悩みながら「紅白出たときは緊張しましたけど(笑)」と2019年の大みそかに放送された『第70回NHK紅白歌合戦』で「ホール・ニュー・ワールド」を披露したときを振り返った。そして「こういう場は宣伝しようと集まっているわけですから。記憶に残る記事をありがとうございます(笑)。楽しみにしています!」と報道陣へお願いして、会場を和ませた。
 北川との共演について中村は「大学時代のシーンでクランクインして、最初はおとなしい人かなと思っていたんですけど、回想が終わって現代を撮ると別人なんですよね。オーラが違った。まじめだし。俺は少しでも楽をしようと思って生きているから(笑)」と演技に対してひたむきに取り組む北川の姿勢を絶賛した。
 「動機はそちらで見つけてください」と、アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺する場面からスタートする島本理生氏の原作小説は、累計発行部数30万部を超えるベストセラーに。北川が演じる公認心理師の真壁由紀は、事件のドキュメンタリー本執筆の依頼を受け、容疑者・聖山環菜(芳根京子)と面談を重ね、二転三転する供述に翻ろうされながらも彼女の心理に迫る。やがて由紀自身がしまいこんでいたある過去の記憶にも結び付く、意外な真相が浮かび上がっていくサスペンスミステリー作品。