“バーチャル世界の万博会場を楽しめるアプリ”が提供開始 抽選に外れてしまったパビリオンを見ることも可能

視聴回数398,055

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Mainichi Broadcasting System, Inc.

MBSニュース

 開幕まであと10日。「すし屋の未来」を目指した店舗に…バーチャルでも楽しめる万博です。
 レールで運ばれてきた寿司。ネタはすべて陸上で育てられたものです。
 「すし屋の未来」を目指し、万博開幕と同時に会場内にオープンするスシローの店舗。
 漁獲量の減少が見込まれる中、ネタを安定的に提供するため、貝類と海藻類以外の海鮮はすべて養殖が使われています。
 気になるのはその味。ウニを食べてみると…
 (記者リポート)「濃厚なウニのうまみが口いっぱいに広がります」
 近年は、エサ不足などで痩せたウニが増えていて、普段は食べないものまで食べることで生態系への悪影響も懸念されています。
 そこで身が痩せたウニを集めて陸上で育てることで、環境保全にも繋げようとしているのです。
(FOOD&LIFE COMPANIES 小河博嗣専務執行役員)「天然と養殖がうまく併存していくような世界が実現できればサステナブルに25年後の2050年でもおいしいおすしが食べ続けられる」
 注文に使うタッチパネルは、ゲームになっていて海の生態系について楽しく学ぶこともできます。
 また準備が進むのはリアルだけではありません。
 アバターが歩き回っているのはバーチャル世界の万博会場。誰でもいつでもどこからでも楽しめるよう作られたアプリ「EXPO2025 バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~」で、4月3日から使えるようになりました。
 カタログとして会場を下見できるほか、抽選に外れてしまったパビリオンやイベントを見られるということです。アプリは万博が終わるまで提供されます。