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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 万博の目玉のひとつ「動く心臓」。展示までの舞台裏を取材しました。
4月2日公開されたのは、パソナグループが手掛けるパビリオン。テーマは「いのち、ありがとう。」。「いのちの象徴」とも言われるアンモナイトなどをイメージした建物です。なかでも目玉とされているのが「iPS心臓」です。大きさは約5cm。小さな見た目ですが、iPS由来の心筋細胞が約2億個使われていて、1分間に約50回、動きます。
3月24日、iPS心臓の担当者が作業していたのはパビリオンの裏にあるラボ。まず、高さ約25cmの入れ物に培養液を入れます。そして心臓の上部に慎重に糸を通して、吊るします。iPS心臓に刺激を与えないように慎重に運び、なんとか、2人がかりで展示棚にセットすることができました。この展示を見た「iPS心臓」の研究をしている大阪大学の澤芳樹名誉教授は…
(大阪大学 澤芳樹名誉教授)「日によって、なま物ですので多少の動きの違いはあるが、よく見ると心臓として動いている。これを見てもらって科学の力を伝えたい、未来が変わる」
iPS心臓に血液を循環させる機能はまだないということですが、将来、研究が進めば人に移植できる日がくるかもしれません。
一方、パソナパビリオンの見どころはほかにも。最適な眠りを実現するため、睡眠中の心拍数や呼吸、体の動きなどをセンサーで測定するベッド。自動でリラックス状態に導く香りや音などを出す機能があるということです。今後、このベッドの実用化を目指しているということです。