不信任決議を受けた市長が議会を解散したことに伴う岸和田市議選挙で、不信任決議に賛成した前職の20人が返り咲き、今後、市長が失職する公算が大きくなりました。
2月3日、当選証書を受け取ったのは、岸和田市議選の当選者24人です。
今回の岸和田市議選は、女性との性的関係をめぐる裁判で和解した永野耕平市長が市議会から不信任決議を受けたのに対し、議会を解散したことに伴って行われました。
市議選では前職22人、新人2人が当選。前職のうち20人は、去年12月の永野市長の不信任決議に賛成しています。
(岸和田市 永野耕平市長)「もし不信任案が可決されたら自動的に失職になると思いますので、決めるのは議会だと思います」
改選後の市議会で再び不信任案が可決され永野市長が失職し、市長選となる公算が大きくなりました。