罰金じゃなく想像力で車の速度制限を守らせる!? リュック型速度計「Live Radars」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

子供が背中で語るのは、交通規則。
車の運転に慣れてきた人の中には、ついつい速度制限を軽視しがちになる人もいる。しかし、人が飛び出してくる可能性のある道路では、常に何が起きるか分からない。
そんなドライバーに警鐘を鳴らすのが、リュック型の速度計「Live Radars」だ。「Live Radars」は、背負った人を横切る車の速度をもれなく表示する。ドライバーに速度を認識させるきっかけが増やせるアイテムだ。
子供が背負う意味とは?
「Live Radars」は、カナダのケベック州で行われた安全運転啓蒙キャンペーンで使用された。その際に背負ったのは通学中の子供たちだった。
子供たちが「Live Radars」を背負うのに、意味はあるのだろうか?
「Live Radars」を人が背負うことで、交通事故の被害者が想像されやすくなる。ドライバーは「早く着きたい」という気持ちよりも、もっと大切な「誰かの命」を意識して、安全運転ができるようになるだろう。
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運転免許の減点や罰金で縛るよりも、想像力を掻き立てることで事故を防止する未来へ