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※ 視聴回数は1日1回更新されます。ネットショップの需要にともない、宅配ボックスを玄関先に設置する人が増えている。不在のときでも宅配物を受け取れるので、受け取り側も宅配業者側も手間を省けるWIN-WINなアイテム。さまざまなサイズや機能の幅も広がってきた宅配ボックスに、何やら革命が起こりそうな予感……!
デザイン重視の斬新な宅配ボックス!
プロジェクトブランド「4DESIGN by D-W」の第四弾として、スチール板加工のスペシャリストとも言うべき有限会社シンケン(愛知県安城市)とのコラボレーションで産まれた宅配ボックス『TOUROU』が発表された。
本体:スチール板(一部ステンレス)
サイズ:高さ=約153cm~約100cm/幅=約45cm/奥行=約45cm
発売日:未定
価格:予測販売価格10万~15万円 ※量産モデルも別途検討中
一見、モダンアートのオブジェか何かのように見えるが、れっきとした宅配ボックス。灯篭(とうろう)から着想を得てつくられたコンセプトとデザインで、その意図について商品の公式ページでは以下のように語られている。
私たちが売りたいのは宅配ボックスそのものだけでは無くて「自社の名を世に広めること」です。宅配ボックスとしての機能がスポイルしてもいいじゃないか、
「見た瞬間から興味が湧く」
「どんなヤツラがデザインして実行したのか気になる」
そんなボックスを作ろうと考えた時にこのカタチが頭に浮かんだのです。
灯篭がそうであるように、荷物を導き守る存在であり玄関を彩るオブジェと考えれば全てのストーリーが結びつきました。
それで、どこが開くの?どれくらい入るの?
デザイン重視なのはよく分かったけれど、実際どのように宅配ボックスとして機能するのか気になるところだ。公式ページによれば、
パネルがガルウィングのように開くのですが、閉じている時にあまりに精度が良いので「この部分が開くなんて思わなかった」と驚かれます。(中略)
デザインを最優先しているため大きな荷物は入りませんし、宅配業者の方もこれが宅配ボックスだとは気が付かないかもしれません。気が付いたとしてもどうやって荷物を入れていいのか分からないかもしれません。しかも鍵もついていません。
そんな不便さをユーモアとして楽しんでいただけたら嬉しいです。その逆にビックリするくらい大きな荷物が入るタイプも提案していますので、荷物サイズを優先したいニーズにはそちらをオススメいたします。
コロナ禍で冷え込んだ世の空気を打ち破るような、その攻めの姿勢と心意気を”買って”あげたくなる一品。これから宅配ボックスの設置を考えている人はぜひ検討してみては。
TOUROU
4DESIGN by D-W