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※ 視聴回数は1日1回更新されます。物を減らしてシンプルな部屋にしたいと思っても、家電のケーブルや充電器などがゴチャついて台無しになりがちだ。
しかし東京大学の研究グループが開発した「Wireless power room S2」の技術を応用すれば、完全ワイヤレスの部屋で暮らせる未来が実現するかもしれない。
部屋全体でワイヤレス電力伝送が可能に
「Wireless power room S2」は、部屋全体でワイヤレス電力伝送を可能にする技術だ。
ワイヤレス電力伝送は、すでにスマホや電気自動車の充電などに使われているが、従来のシステムでは充電ドックから近い距離を保つ必要がある。
しかし「Wireless power room S2」は、リビングルーム程度の広さの空間でどこでもワイヤレス給電が可能。実験動画では、スマホの充電、ライトの点灯、扇風機の稼働が一切のケーブルなしで実現していることが確認できる。
「Wireless power room S2」は壁や床に電流が流れるように作られていて、「マルチモード準静的空洞共振」という独自の送電器構造によって部屋全体に三次元磁界が発生し、各電子機器に取り付けてあるコイル型受信器と結合して効率的に給電する仕組みだ。
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近い将来、ケーブルから完全に解放された部屋が手に入るかも？